マイホーム建築とは違う!アパート建築の注意点

   

マイホームを建てたことがある人にとって、その時の知識がアパート建築の際にも役立つかもしれません。しかし、アパート経営のための物件であることから、マイホーム建築とは大きく違う点もあります。アパートを建築するうえで、どんな注意点があるのか取り上げたいと思います。

・住み心地ではなく収益性を考える!

マイホームを建築する時と、経営のためのアパートを建築する時に求める点での大きな違いは何でしょうか?マイホームに関しては、自分がどれだけ住みやすい、心地の良い空間にするかという点ですが、アパートに関しては、どれだけ収益性のあるアパートに出来るかという点です。自分にとって住みやすい建物がアパート経営を成功させる物件になるとは限らないのです。ですから、常にその違いを意識して、アパート建築の際には、どうすれば収益性のあがるものに出来るか、安定した利益を生み出せるかを考えて建築するようにしなければいけません。

・アパート建築はマイホームとココが違う!

では、実際にどんな点がマイホームと異なるのでしょうか?違いや注意点を見てみましょう。
■豪華な設備より必須な設備
住みやすさを求めるマイホームには、最新で使い勝手の良い住宅設備を導入したいと考えるかもしれません。しかし、アパートに同じ設備が必要かというとそうではありません。例えば、帰宅時間がバラバラな家族にとって24時間追い炊き機能のある浴室設備は便利ですが、一人暮らしがターゲットのアパートにとってその設備は、家賃が上がってまでも必要と感じるような魅力のあるものではないでしょう。機能が良い、常に最新の設備がアパート経営に絶対に必要というわけではないのです。しかし、豪華な設備を設置せずローコストで建てる場合でもエアコンやカメラ付インターフォンなど、最低限必須となる設備をおさえておくことは重要です。ニーズに応じた必要最低限の設備を見極めて導入していきましょう。
■バルコニーは絶対必要なわけではない
設備と同様、アパートに絶対必要とはいえないものの中にバルコニーがあります。戸建ての場合バルコニーをつけるのは一般的で、各部屋にバルコニーを設けている家もあります。しかし、アパートの場合はエリアによってはバルコニーが無くても入居率が下がるということはありません。防犯を気にする女性や、帰宅時間が遅く、いつ洗濯物を干し、取り込めるか分からない人は、バルコニーに洗濯物を干すのではなく室内干ししていることが多くなっています。バルコニーの建築費用が約20万円かかることを考えると、その分の費用を浴室乾燥機と部屋干し用のポールにあて、室内干し出来るようにする方が、コスト削減になるのです。

・まとめ

アパートを建築する際には、その目的を忘れないようにしましょう。住みやすいアパートを作ることは必要ですが、自分が住む場合を考えるようなマイホーム建築と同じであってはいけません。アパートは経営のための商品、収益を生みだすものにならなければならない、という点に注意すべきです。収益性を生みだすためには、ローコストでアパートを建築することを目指しましょう。そのためにはバルコニーを含め、一般的な設備に対して絶対に必要だという固定観念を持たないことが大切です。入居者のニーズに応じた建築をすることで、無駄な設備や機能を省き、結果的にコスト削減に結び付けることができるのです。

【担当:中原 義則】

 - アパート建築

  関連記事

  おすすめ記事