資産を貯めておくだけではダメ?!資産運用の必要性がある?

   

最近は資産を貯金や預金するという考え方ではなく、投資するというスタイルを一般的に耳にすることが増えたのではないでしょうか?お金を管理することは重要・必要なことと言われてきた中で、最近はさらに進んで運用することが注目されています。資産運用は私達の生活にどうして必要となるのでしょうか?今回はその点についてご紹介したいと思います。

・資産運用とは?

そもそも資産運用とは何でしょうか?運用していくわけですから、収入がある、資産を持っているというだけではありません。自分の持つ資産を、貯蓄や投資に回して、効率的に資産を増やしていくことを資産運用と言います。資産運用するためには、株や投資信託、不動産投資、保険といった商材があります。郵便局や銀行にお金を預けることも、家に置いておくのと違って、利息がつくため投資の一つともいえます。ただ利息といっても微々たるもので、増やすためでなく貯めるために用いることが中心で、資産を増やしていくという点ではあまり効果的な投資ではありませんよね。しかし、そもそも資産はただ貯めて管理しておくだけではいけないのでしょうか?運用する必要性はあるのでしょうか?

・支出が収入を追い越す!?

国税庁の調べによると(平成26年の民間給与実態統計調査結果より)35~39歳の男性平均年収は502万円、ピークを迎える50~54歳では654万円で、年齢や経験を重ねても150万円ほどのアップしかありません。しかも女性に関しては、35~39歳の平均年収が293万円と男性よりもかなり低いうえに、50~54歳では291万円とアップするどころかダウンしてしまうのです。企業によって年収のひらきはありますが、一般的に考えると給料が大幅にアップしていくことは期待できません。しかし、世の中では物価が高騰しています。1人の子供を育てていくうえでの教育費には、小学生から大学生までに公立・国立でも約900万円かかると言われています。子供の人数分、費用もかかりますし、塾や私立の学校を選ぶなら、もっとかかってきます。これに加え、自分や家族の生活費・医療費などを含めるとサラリーマンの収入で生活していくのがやっとで、貯金など出来ません。悪いことに支出額が収入額を追い越してしまうことさえあるのです。

・年金では生活できない!?

仮にサラリーマンの収入で、しっかりお金を管理して生活できたとします。しかし定年を迎え、子供も親元を離れ老後を楽しむ時期になった時を考えてみてください。年金は夫婦合わせて約22万円程度が月平均のようです。しかし、実際に生活にかかる費用は27万円程が平均で年金をオーバーする5万円は貯金を切り崩しながらの生活となります。定年してから日本人の男性の平均寿命である80歳までの15年間の生活費を考えてみましょう。毎月夫婦で27万円かかるのであれば、27万円×12か月で1年に324万円かかります。年間324万円×15年間では80歳までに4,860万円かかるということになります。現在はそのうちの約4,000万円は年金によって賄われているとはいえ、年金額はサラリーマン時の年収によりますし、年金は今後半分以下に減るとも予想されています。老後にも予期しない出費もあります。残念ながら、一部の人たちが楽しみにしている老後の旅行という行事もこの計算には含まれていません。

・定年時の約5,000万円の貯蓄に備える!

これまで考えてきたことを踏まえると、年金をあてにしない老後を計画するなら、定年までに約5,000万円の貯蓄が必要となります。25歳から65歳までに5,000万円を貯めるには単純計算でも毎月10万円以上の貯金が必要となります。40年間サラリーマンの収入から毎月貯めることが出来たとしてです。しかも、老後用の貯金とは別に40年の間にかかる費用もあります。年齢ごとに年収がアップしたとしても、大幅なアップを見込めないことを考えると、サラリーマンの収入で老後の備えまで賄うのは大変です。
これらのことを考えると、資産をただ管理する、貯金していくのではなく資産を「運用」していく必要性を理解できるのではないでしょうか。

・まとめ

一般的なサラリーマンの平均収入に対して、現在はお金がかかることばかりです。老後に備えて貯金しておこうと思ってはいても、生活費や子供の教育費はかかりますし、だからといってそれにあわせて年収が大幅にアップしていくわけでもありません。また、現在ですら、年金が高齢者の生活費全てを賄いきれているわけではないのにも関わらず、年金支給額は減少していく傾向にあり、あてには出来ません。その点を考えると、今得ている収入を効率的に増やす資産運用の必要性を実感できます。資産運用を行う投資の方法はいくつかありますが、自分に合った、サラリーマンでも出来る投資を行い、賢く資産を運用していくのはいかがでしょうか?

【担当:岡安 光康】

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